瞑想とセロトニン

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こんにちは!秋になり、天気の日が続いて気持ちいいですね。はっと気づけばもう3ヶ月もブログを更新していないことに気づき、書いています。

今回はパラマナンダヨガで最近力を入れて行っている瞑想とセロトニンの関係について書くことにしました。瞑想は目を閉じ、意識を呼吸に集中させてます。心を落ち着かせて最終的には心を無にする状態まで持っていきますがここまで行くのにはかなりの練習と時間がかかります。なぜなら無にするどころか一度目を閉じると様々なことが次々と頭の中に出てきてしまうのです。今日の晩御飯は何にしよう、今週末娘のお友達の誕生日会があるわ、プレゼントどうしよう、等。これを雑念と言います。雑念が出てしまうのはある意味自然ですので無理に消そうとして戦わないでください。あ〜、雑念が出たわ、でもさようなら〜と横に流し、もう一度呼吸に意識を集中させていくのです。これを繰り返しているうちにだんだんと雑念の出てくる回数が減ってきます。

瞑想をして一番良いのは神経伝達物質のセロトニン、またの名を幸せホルモンが出てくることです。このホルモンが出ると心のバランスが取れるようになり、脳が幸せと感じるようになります。逆にセロトニンが少なくなると偏頭痛、鬱、不眠、集中力・やる気の低下、ストレスを溜めやすくなり、怒りやすくなるという様な症状が出ます。幸せで健康と感じながら毎日を過ごすのにこの幸せホルモンはとっても重要です。

瞑想は1日3分でも5分でも良いので続けるということが重要です。毎日行っていれば3ヶ月ほどで効果を実感できるようになるでしょう。瞑想を行うのに効果的な時間や場所もあります。まず、時間的には朝起きたて(早朝)または夕方(あるいは寝る前)です。早朝は起きてフレッシュなマインドなのでこの状態で瞑想をするのが一番良いです。自分の楽でいられる姿勢、例えばあぐら、正座、椅子に座った状態など。仰向けに寝て(Savasanaのポーズ)で行っても良いですが寝てしまわないように気をつけます。また、姿勢を正して肩を一つ落とします。

場所はなるべく何もない綺麗な部屋が良いです。もしそういうお部屋を用意するのが難しい場合は、お部屋の片隅でも良いので綺麗で物の少ない場所を作ります。植物などを置いても良いでしょう。また、自然の中で行うと瞑想度もとってもアップします。山へ登った時や海へ行った時に座って目を閉じてみてください。自然のパワーを感じられると思います。

セロトニンは90%が腸内、8%が血液内、残りの2%が脳内に散在しています。90%が腸内というからには食べ物との関係も見逃せないのです。アーユルヴェーダ的には心、体、食、生活はとても深い関係にあります。セトロニンを含む食べ物はないですがセロトニンを出すために役立つ食べ物はあります。それはトリプトファンを多く含む食物。卵、チーズ、パイナップル、豆腐、サーモン、アーモンド等。これらを単独でではなく、炭水化物ととることでセロトニンの数値を上げることができるのです。

まとめに、効果の高い瞑想行っていくには:

1 瞑想をする環境を整える(お部屋、瞑想を行う時間)

2 セロトニンの数値を上げる食事をバランスよく、炭水化物とともにとる

3 呼吸に意識を集中させながら瞑想をする

こちらの3点を続ければ必ず何らかの効果を感じられるようになると思います。

ナマステ!

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