骨盤矯正ヨガ

お久しぶりです。もう夏も半分過ぎました。今年は猛暑になると言われていましたがなんとなく涼しく感じます。さて今日は9月からレディースヨガクラス内で始まる骨盤矯正ヨガにちなんで骨盤矯正について少し。

骨盤、特に女性の骨盤は動きやすいです。原因は様々ですが妊娠、出産そして日常の姿勢などに原因があることが多いです。例えば歩く時の姿勢が悪い、立っている時いつも片方の足に体重がかかっている、座っている時足をよく組む、出産後その開いた骨盤がしっかり元の通りに戻らない、片方の腕でいつも赤ちゃんと抱いたり授乳したりする、背骨がゆがむような姿勢で毎日過ごしている等様々な状況から骨盤がずれる、そしてゆがむ、というようなことになります。骨盤がずれると起こりやすくなる症状はぎっくり腰、腰痛、座骨神経痛、首、肩、背中の痛み、むくみ等があります。ヨガで腰の強化、柔軟性をつけながら日常生活の見直しをする事でこのような様々な症状を予防、緩和する事ができます。

筆者トリーも過去いろいろな経験をしました。昔左膝の半月板損傷で手術をしたことがありました。術後何故か問題が起こるのは体の左側。ハムストリングを痛めたり肩甲骨の筋を違えたのも全て左でした。半月板手術後無意識にそちらの膝をかばう様に生活していた様で10年以上経ってレントゲンを撮ったところ骨盤が右の方へずれてしまっていたのです。これは左膝をかばおうとして右にばかり体重を移動させていたせいだったのです。その時に学んだ事は体のすべての筋、内臓はつながっていてどこかが痛んだり歪んだりするとその影響が他にも来る、という事でした。ハムストリングと肩甲骨が完治に近づいた頃とどめにぎっくり腰にもなり骨盤の歪みで起こる連鎖的な症状も何らかの処置をしていかないと更にいろいろな問題が出る、とその時確信しました。

この連鎖的な痛みや問題を止めるために色々とリサーチしたり読んだり経験した結果、まずは歪んでしまった骨盤をなるべく元の状態に戻すということが一番大事なことだという結論に達しました。骨盤は体の真ん中に位置していて、足と胴体をつなぐとても大事な部分です。ここが痛めば他にも問題が起こるのは当たり前だなと思いました。ボルトとナットでしっかりとめてある建物や家具は崩れませんがここが歪んだり緩むと全体の構造に影響を及ぼします。人間の体も一緒です。

骨盤がゆがむと筋肉や筋が引っ張られ、その中にある内臓までも引っ張られたり動いてしまい体調が悪くなります。またその影響で神経系もダメージを受けますので左右対称に体重をかけた生活、姿勢、歩き方、座り方等とても重要になってきます。

再発防止の為に片方に体重が乗らないように日頃の自分の姿勢など見直してみると驚くくらい右に頼っている自分がいることに気づきました。皆さんも一度、1日で良いので自分の姿勢や左右の体重移動に気を配ってみてください。今まで気づかなかった自分の癖を発見できると思います。

トリーは自分の骨盤矯正の為に毎日太陽礼拝を行った後骨盤矯正に良いヨガのアサーナ(ポーズ)を取り入れてみたり、歩き方、座り方も気をつけて行動し続けています。始めて数週間でかなりの効果を感じました。でも骨盤は骨なのでそう簡単には矯正できません。地道な努力が必要ですので気長に構えて取り組んでいく必要があります。私と同じ様な思いをしている人、原因がわからないけれども体に不調が出てきている人、もしかしたら骨盤と関わりがあるかもしれません。

パラマナンダの骨盤矯正ヨガではこう言った日常生活の見直しもやっていきながら様々なアサーナで骨盤を矯正していきます。骨盤が正常な位置になると内臓がしっかり動き、気分も明るくなり肌もとても綺麗になります。本当に良いことずくめですのでみなさん一緒に綺麗な骨盤を作っていきましょう!

ナマステ

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